【町田市】洗面台交換と床下地補修。造作工事で隙間を埋め硝子棚を移設した精密リフォーム

こんにちは。総合リフォームの松美装です。お住まいの中で洗面所は毎日何度も使用する重要な空間ですが、それゆえに経年による劣化や使い勝手の変化が顕著に現れる場所でもあります。特に洗面台の交換は、単純に新しい製品を設置するだけで済む場合もあれば、現場の状況に合わせて高度な補修や造作が必要になる場合もあります。今回は町田市のお客様より、洗面台の交換に合わせた床の修繕と、既存の設備を活かすための特殊な造作工事をご依頼いただきました。いつも交換している洗面台ですが、今回は単純な入れ替えではなく、造作や補修も必要となった非常に密度の高い施工事例です。熟練のスタッフが現場の課題をどのように解決し、美しさと機能性を両立させたのか。その詳細をたっぷりのボリュームで解説してまいります。

洗面所リフォームの難しさは、目に見える機器の古さだけでなく、その下に隠れた土台の傷みや、新旧の製品サイズの違いをいかに美しく埋めるかという点にあります。特に浴室と隣接している洗面所の床は、長年の湿気や水跳ねによって、知らないうちに腐食が進行しているケースが少なくありません。今回の現場でも、床材を剥がしたことで初めて発覚した深刻な劣化が確認されました。これらを見逃さず、根本から治療することが、住まいを長持ちさせるためのリフォームの本質です。一分一厘の狂いもない丁寧な手仕事と、現場での臨機応変な判断力が求められる施工の全工程を、順を追って詳しく見ていきましょう。

施工前。高級感あふれる既存洗面台の現状と課題

まずは今回、リフォームを行うこととなった施工前の洗面台の状態を確認していきましょう。既存の洗面台は木目調の棚や引き出しに落ち着きがあり、横幅も広い立派な洗面台です。ダークブラウンの面材が空間に重厚感を与え、非常に大切に使用されてきたことが伺えます。

既存の洗面台の全景です。広いカウンターと充実した収納を備えていますが、水栓の老朽化や床の傷みが気になり始めていました。

鏡の下に設置された硝子の棚がおしゃれですね。しかし、今回の工事においてはこの硝子棚が曲者となりました。新しい洗面台との干渉が予想されたからです。

お客様が新しく選ばれた洗面台はメーカーやシリーズが指定されており、水栓もそのシリーズ専用のものが決まっていました。しかし、最新の洗面台は既存のものよりも高さがある設計が多く、そのまま設置すると、お気に入りの硝子棚と水栓レバーがぶつかってしまい、水を出せなくなるという問題が発覚しました。また、横幅についても既存のものより数センチメートル狭くなるため、壁との間に中途半端な隙間ができてしまうという課題も残されていました。これらのサイズ差をいかに埋め、使い勝手を向上させるかが今回のリフォームの大きなテーマとなります。早速、既存の洗面台を慎重に取り外し、隠れた部分の診断を開始いたしました。

床下地補修。浴室入り口の腐食を根本から解決する

洗面台を取り外した後は、床材であるクッションフロアの交換作業に移ります。洗面台交換に合わせて床材も交換いたしますので既存の床材も剥がしました。そこで判明したのが、浴室入り口付近の深刻なダメージです。

洗面台を撤去した状態です。壁面の給排水管の配管位置を確認し、新しい機器の図面に合わせて調整を行います。

古いクッションフロアをすべて剥がすと、その下のベニヤ板の状態があらわになります。

お風呂の入り口付近の床が経たっていたので補修を想定しておりましたが、思いのほか傷んでおりました。浴室の扉周りは水が跳ねやすく、さらにマットを敷いていても湿気がこもりやすいため、年月とともに表面のベニヤ板が剥離し、フカフカと沈むような状態になっていました。幸いなことに下地の木までは腐食していないようなので、一部補修後に上貼りのベニヤを交換いたします。傷んだ部分を正確に切り出し、新しい12ミリメートルの合板を隙間なくはめ込んで、土台の強度を復活させます。これを怠って新しい床材を貼ってしまうと、数年後には床が抜け落ちる原因となるため、熟練のスタッフは一瞬の妥協も許しません。

お風呂の入り口付近の傷んだ床板を剥がした様子です。内部の構造材に異常がないことを確認し、乾燥させてから補修に入ります。

新しいベニヤ板を敷き詰めた状態です。継ぎ目部分が平坦になるよう、ビスの打ち方一つにも細心の注意を払います。

下地処理とクッションフロアの仕上げ

床の強度を取り戻した後は、新しいクッションフロアを貼るための最終調整を行います。床材を貼るにはさらに下地処理が必要です。段差をなくしてフラットにしていきます。

新しく張ったベニヤ板と既存の床との境目には、どうしてもコンマ数ミリメートルの段差が生じます。これを見逃すと完成後の美観が損なわれます。

専用のパテを使い、継ぎ目やビスの頭を完全に埋めていきます。パテが乾燥した後、サンディングを行って鏡のように滑らかな表面を作ります。

床材の貼替は完了いたしました。洗面台の下になる部分までしっかりと新しい床材を敷き込むことで、将来的に洗面台を交換する際にも綺麗な状態を維持できます。今回選ばれた床材は清潔感のある明るいトーンで、洗面室全体が以前よりも広く感じられるようになりました。浴室入り口の強度も完璧に復活し、足元に確かな安心感が戻ってきました。ここまでの工程はあくまで基礎作りですが、この丁寧な下地作りこそが、最終的なリフォームの完成度を決定づけることになります。いよいよ本番となる洗面台の設置と造作工事に移りましょう。

床の施工が終わり、洗面所がリフレッシュされました。上部に見える洗面台は設置位置を確認するための仮置きの状態です。

造作工事。サイズ違いによる隙間を埋める精密な手仕事

いよいよ洗面台を設置していきますが、ここで前述したサイズの問題に直面します。既存の洗面台よりも少し横幅が狭く、壁との間に微妙な隙間ができることがわかっていました。この隙間をそのままにしておくと、埃が溜まったり物が落ちたりする原因になるため、隙間をパネルで塞ぐ為に造作いたします。単に板を立てるのではなく、洗面台の重量を支え、かつ水に強い仕上がりにするために、木材で土台を組み上げます。一ミリ単位で高さを合わせ、洗面台のサイドパネルと面を揃えるように調整していきます。

壁と洗面台の間に木材で下地を造作しました。これがパネルを固定するための頑丈な骨組みとなります。

土台の木に、水に強く清掃性の高いキッチンパネルをカットして貼りました。洗面台との色調も違和感なく馴染んでいます。

土台の上には、お客様が選ばれた品の良い全面パネルと同様に、キッチンパネルを精密に裁断して貼り付けました。これにより、水が跳ねても木材が腐食することなく、サッと拭き掃除ができる機能的な空間が完成いたしました。この隙間埋めの造作は、既製品の組み合わせだけでは不可能な、現場対応ならではの解決策です。熟練のスタッフによるカット技術により、洗面台のサイドラインと壁が一体化したかのような、非常に美しい納まりを実現することができました。

硝子棚の移設。使い勝手を第一に考えたかさ上げの工夫

さて、もう一つの難題であった硝子棚の問題です。新しい洗面台は既存の洗面台よりも高さがあります。その為、水栓のレバーが硝子棚にぶつかり使用ができないという、設置して初めてわかるようなクリティカルな干渉が発生することが予測されていました。せっかくのおしゃれな硝子棚を諦めるのではなく、活かす道を選択いたしました。硝子棚を一度外して、水栓使用可能な高さまで上げます。これは単にネジの位置を変えるだけではありません。元の取付穴を補修し、新しい高さでも十分な耐荷重が確保できるよう、壁の内部の下地を確認しながら設置し直す必要があります。

既存の硝子棚の位置を確認します。新しい水栓レバーを上げ切っても当たらない高さを正確に算出いたします。

棚を移設した後の壁面を丁寧に補修し、周囲をコーキングで防水処理していきます。水回りの安心を守る大切な工程です。

硝子棚を外した壁面の補修をして、周りをコーキングしていきます。コーキングは、洗面台と壁の間、そして新しく造作したパネルとの境目などに一筋の乱れもなく充填いたします。これにより、水の侵入を完全にシャットアウトし、カビの発生を長期間抑えることができます。硝子棚も無事に最適な高さへ設置され、水栓レバーの操作性も完璧に確保されました。既存のデザインを尊重しつつ、現代の生活に合わせた機能的な調整を加える。これこそが、リフォームによって住まいの価値を再定義することに他なりません。

完成。造作と補修が融合した理想のサニタリー空間

すべての工程が完了し、新しい洗面台が洗面室に鎮座いたしました。既存の硝子棚、品の良い全面パネル等、新しい床にもよく似合います。お客様のベストチョイスが光る、非常に洗練された空間へと生まれ変わりました。

ついに完成いたしました。今回、造作により納まりよくキレイに仕上がりました。当初の懸案事項であった隙間も解消され、硝子棚との干渉もクリアされました。さらに、床の下地までしっかりと直しているため、これからの数十年を安心して過ごしていただける堅牢な仕上がりとなっています。新しい洗面台の白さと、キッチンパネルの質感が美しく反射し、洗面室がパッと明るい印象になりました。既存の硝子棚を再利用したことで、住まいの思い出を継承しつつ、利便性だけを向上させることに成功いたしました。

洗面台交換時に「造作」を検討すべき理由

既製品の洗面台を設置する際、現場とのサイズ不一致は必ずと言っていいほど発生いたします。そのようなとき、造作の技術があれば以下のようなメリットが得られます。

  • 壁との中途半端な隙間をなくし、埃の溜まりにくい衛生的な環境を作れます。
  • 既存の棚や収納を活かしたまま、最新の洗面台を最適な位置に設置できます。
  • キッチンパネル等の清掃性の高い素材を組み合わせることで、水跳ねに強い壁を作れます。
  • 市販の隙間埋め部材にはない、お部屋の一体感と高級感を演出できます。

単なる設置作業にとどまらない、現場での柔軟な造作対応こそが、リフォームの満足度を左右する鍵となります。

お住まいの模様替えや水回りのご相談は松美装へ

今回の施工事例のように、一見すると単純な交換工事であっても、床を開けてみれば補修が必要だったり、設置してみれば造作が必要になったりすることがリフォームの現場では多々あります。私たちは町田市を中心に、長年培ってきた経験と知識を活かし、どのような不測の事態にも迅速かつ的確に対応させていただきます。壁の撤去等、お部屋の模様替えや水回りで気になる事が有りましたら、お気軽にご相談を頂けましたら幸いです。

私たちは、現地への無料訪問調査にて、洗面台の寸法だけでなく、床下の状態や壁の内部構造までを徹底的に診断し、お客様にとって最も美しく、そして最も経済的な施工プランをご提案させていただきます。熟練のスタッフによる、一分一厘の狂いもない丁寧な手仕事で、皆様の大切なお住まいをより快適で豊かな場所へと変えるお手伝いをさせていただきます。皆様からのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。

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