こんにちは。総合リフォームの松美装です。賃貸物件を所有されているオーナー様や管理会社様にとって、入居者の退去後に発生する原状回復工事は、物件の資産価値を維持し、次の入居者を早期に確保するための極めて重要なプロセスです。特に水回りに隣接するトイレの扉は、湿気や頻繁な開閉、さらには清掃時の洗剤による影響を受けやすく、年月とともに表面の化粧材が傷んだり、色あせたりすることが避けられません。今回は町田市のお客様より、退去後の修繕依頼としてトイレ扉のリフォームを承りました。今回はトイレ扉をサンゲツのリアテックシートでリフォームしてまいりました。熟練のスタッフが、交換という高コストな選択肢を避けつつ、どのようにして新品同様の輝きを取り戻していったのか、その詳細をたっぷりのボリュームでご紹介いたします。
室内扉の表面が剥がれたり傷ついたりした場合、塗装で直そうとすると塗りムラが出やすく、本物の木のような質感を再現するのは非常に困難です。また、扉ごと交換するとなると、既存の枠との色の不一致や、特注サイズによる納期の遅れ、さらには廃番による周辺建具との不調和といった問題が生じます。そこで私たちがご提案しているのが、粘着剤付き化粧フィルムであるサンゲツのリアテックを使用したリフレッシュ工法です。一分一厘の狂いもない精密な施工によって、既存の扉を活かしながら最新のトレンドに合わせた意匠性を付与することが可能です。これから原状回復や建具の修理を検討されている皆様にとって、非常に価値のある内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
施工前。長年の使用で蓄積された汚れと傷の診断
まずは今回、修理を行うこととなったトイレ扉の施工前の状態を確認していきましょう。オーナー様より退去後の修繕依頼としてお預かりしたこの扉は、機能的には問題ありませんでしたが、視覚的な劣化が顕著であり、このままでは新しい入居者を迎えるには不十分な状態でした。汚れや傷、色あせてしまった扉。それが施工前の率直な印象でした。

施工前の扉の全体像です。表面のシートが全体的に白っぽく退色しており、清潔感が損なわれています。特に手が触れるレバーハンドル周辺には細かな傷が集中していました。

扉の下部の様子です。湿気の影響か、面材の端から剥がれが生じており、汚れが入り込んでいました。この状態では、単なる清掃だけで美しさを取り戻すことは不可能です。
このような劣化は、入居を検討されている方が内見に来られた際、非常にマイナスな印象を与えてしまいます。トイレという清潔さが求められる場所の入り口が傷んでいると、建物全体の管理状態を疑われてしまうことにも繋がりかねません。私たちは、まず既存の扉を蝶番から取り外し、表面の油分や埃を徹底的に除去するクリーニングから作業を開始いたしました。フィルムを貼る作業において、目に見えない皮脂や汚れが残っていると、将来的な剥がれの原因となるためです。また、傷による凹凸がある箇所については、この段階で精密なパテ処理を行い、鏡のように平滑な下地を作り上げます。地味な工程の積み重ねこそが、最高の結果を生む土台となります。
施工工程。リアテックシートの特性と熟練の貼り込み技術
下地の調整が完了した後は、いよいよサンゲツのリアテックを張り込んでいきます。リアテックは、本物の木や石の質感を極限まで追求した高機能フィルムであり、商業施設やオフィスビルなどの過酷な環境でも使用されるほど耐久性に優れています。サンゲツのリアテックシート等については少し前のブログでもご紹介しましたが、その最大の利点は、薄く柔軟でありながら表面強度が非常に高く、かつ清掃性が良いことにあります。
施工にあたっては、まずレバーハンドルなどの金物類をすべて取り外します。これにより、フィルムの端部を金物の裏側まで回り込ませることができ、剥がれにくく、かつ端部が見えない美しい仕上がりを実現いたします。次に、扉の小口と呼ばれる厚み部分から表面にかけて、空気が入らないように専用のヘラを使い、一分一厘の歪みもなく圧着させていきます。リアテックにはエア抜きを容易にする微細な溝が粘着面に施されていますが、それでも大きな扉一面をシワなく貼るには、高度に研鑽された指先の感覚が不可欠です。技術者は、素材の伸びや温度による変化を計算に入れながら、一気に貼り進めていきます。特に角の部分の処理は、ドライヤーでフィルムを温めて適度な柔軟性を持たせ、折り込むように密着させます。この処理が完璧でなければ、数年後に角からフィルムが浮き上がってしまうため、最も集中力を要する工程となります。
施工後。木目の質感を損なわず新品同様に再生された扉
すべての貼り込みが終わり、金物を元の位置に戻して施工完了となりました。同じ木目調ですが、新しい扉のようにキレイに仕上がりました。施工後の劇的な変化をご覧ください。以前の面影を全く感じさせない、洗練された空間の入り口が復活いたしました。

施工後の扉全体です。光を柔らかく反射する木目の質感が、トイレ空間全体の清潔感を底上げしています。既存の枠とも違和感なく馴染んでいます。

斜めから見た仕上がりです。フィルムの継ぎ目を感じさせない連続した木目模様が、高級感を演出しています。手触りも滑らかで、汚れが付きにくい状態となりました。


リアテックシートによる補修の素晴らしさは、既存の扉のサイズや形状を完全に踏襲しつつ、表面だけを最新の状態にアップグレードできる点にあります。今回のリフォームにより、退去時のダメージは完全に払拭され、物件価値は確実に回復いたしました。サンゲツのリアテックは数百種類に及ぶ膨大なデザインバリエーションを持っており、元の色味に合わせることはもちろん、今回のように木目を活かしつつ少し明るいトーンに変えるといった、お部屋の模様替えとしての効果も期待できます。お客様からも、扉を買い替えるよりも遥かに短期間で、これほどまでに美しくなるとは思わなかったと、最大限のお褒めの言葉をいただくことができました。
原状回復における化粧フィルム施工の3つのメリット
賃貸経営における建具メンテナンスとして、リアテックシートは非常に合理的な選択肢となります。
- コストパフォーマンスの最適化。扉本体の交換や、特注建具の発注に比べ、費用を数分の一に抑えることが可能です。これにより、オーナー様の修繕積立金を有効に活用できます。
- 工期の圧倒的な短縮。現地での作業のみで完結するため、扉の納期を待つ必要がありません。退去から次の入居までの空室期間を最小限に抑えることに貢献いたします。
- 卓越した美観と耐久性。サンゲツの高品質なシートは、一般的な塗装よりも遥かに傷や汚れに強く、かつ本物に近い質感を長期間維持いたします。次に入居される方の第一印象を劇的に向上させます。
気になる施工箇所、退去後のご相談、お見積りなどお気軽にお問い合わせください。熟練のスタッフが、一分一厘の妥協も許さない施工で、皆様の大切な資産を再生させていただきます。
町田市の建具リフォーム・原状回復は松美装にお任せください
私たちは町田市を中心に、長年培ってきた経験と知識を活かし、オーナー様の立場に立った原状回復工事を提案し続けております。今回ご紹介したトイレ扉のリアテック施工のような、精密な技術が求められる工事こそ、私たちの腕の見せ所です。どのような小さな傷であっても、放置すれば物件の魅力は徐々に損なわれていきます。早期の適切な処置こそが、長期的な資産管理の成功に繋がります。
現地への無料訪問調査にて、扉や内装の状態を正確に診断させていただきます。算用数字を用いた透明性の高いお見積りをご提示し、納得いただいた上で安全に施工を進めてまいります。住まいに関することであれば、どのような些細なお悩みでも構いません。皆様の大切な物件をより美しく、より快適な場所へと再生させるために、私たちは全力を尽くさせていただきます。皆様からのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。
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