こんにちは、総合リフォームの松美装です。お住まいの利便性を飛躍的に高めるバリアフリーリフォームにおいて、階段をスロープへと造り替える、あるいは新たにスロープを新設する外構工事は非常に人気があります。スロープは、将来の車椅子での生活に備えるだけでなく、ベビーカーの移動や重い荷物の搬入、さらには足腰への負担を軽減するなど、世代を問わず多くのメリットをもたらしてくれます。しかし、屋外に設置するスロープは、お車の重量や雨水の影響を直接受けるため、建物本体と同様に極めて強固な地盤作りが求められます。今回は、町田市で段階を追ってご紹介している外構工事の中から、いよいよ形が見え始めたスロープ工事の全貌を詳しく解説してまいります。
今回のスロープ工事では、元々あった庭石や土を適切に処理し、新しい構造物を支えるための真っ新なスペースを作り出す土木作業が中心となります。一見すると地味に見える鋤取りやはつりの工程ですが、ここでの精度がスロープの勾配や仕上がりの美しさをすべて決定いたします。熟練の技術者がどのような機械を使い、どのような配慮をしながら現場を進めているのか、その詳細をたっぷりのボリュームでご覧ください。理想的なバリアフリー環境を実現するための、妥協のない手仕事の記録を順に追っていきましょう。
施工開始 庭石の移動と地盤を平らに整える鋤取り作業
新しいスロープを構築するためには、まず現状の障害物を取り除き、設計通りの高さまで地面を掘り下げる必要があります。これは土木工事における基本中の基本となる工程です。

スロープを作る場所の庭石を一つずつ丁寧に移動し、その後、鋤取りという作業を行いました。
鋤取りとは、敷地や地盤面の余分な起伏を所定の高さに平らに削り取ることをいいます。つまり、新しい構造物を造るにあたって不要な土を持っていく、鋤取っていくということです。スロープには車椅子などが安全に通行できるよう、建築基準法などで定められた緩やかな勾配が必要となります。その勾配を正確に作り出すためには、表面をなぞるだけではなく、基礎となる砕石やコンクリートの厚みを計算に入れ、かなり深い位置から地盤を整えなければなりません。職人は、外構や他のブロックなどが汚れないように、丁寧に土嚢袋に鋤とった土を詰めて搬出いたしました。周辺環境への細やかな配慮が、現場の品質を支えています。
精密なサンダーカットと集塵機による徹底した粉塵対策
続いて、既存のコンクリート部分と新しいスロープを接合させるための、はつり工事に入ります。ここでは、近隣の皆様への配慮と施工精度の両立が問われます。

はつる前に、コンクリートをはつりすぎないようにサンダーで深く切り込みを入れておきます。右下に写っているのがそのサンダーです。
コンクリートを壊す際、いきなり大きなハンマーで叩き壊してしまうと、残したい部分までひび割れが広がってしまうことがあります。それを防ぐために、熟練の技術者はまず、境界線に沿ってサンダーという電動切断機で切れ目を入れます。この切り込みがあることで、後の解体作業において断面が真っ直ぐ綺麗に仕上がり、新しいコンクリートとの接合面が美しく収まります。また、写真の左側に見える集塵機は、非常に重要な役割を果たしています。サンダーで削った粉や、はつったときに出る粉、埃を瞬時に強力に吸い取ります。住宅街での工事において、この徹底した埃対策を怠らないことが、お客様と近隣住民の方々の安心に繋がります。
電動ハンマーによるはつり工事と埋設配管への細心の注意
切れ目を入れた後は、いよいよコンクリートを物理的に破壊して取り除く、はつり作業の本番となります。力強さと繊細さが同時に求められる工程です。

強力な振動を生み出す電動ハンマーを使い、不要なコンクリートを粉砕していきます。地中の配管を傷つけないよう、慎重に作業を進めます。
電動ハンマーでコンクリートをはつっていきます。この作業において最も注意すべきは、地中に埋まっているライフラインの把握です。多くの住宅では、アプローチの下を水道管や排水管、電気の配線などが通っています。図面を確認し、さらに技術者の経験による感覚を研ぎ澄ませながら、配管が通っているところも常に気にしながら作業を行いました。もし配管を破損させてしまうと、生活に支障が出るだけでなく、復旧に多大な時間を要してしまいます。大きな音と振動の中にあっても、職人は一打ごとに感触を確かめ、安全に、そして着実に解体を進めていきました。この丁寧な解体こそが、次の工程へと繋がる確かなバトンとなるのです。
根付け作業が決定づけるスロープの安定性
はつり作業が終わった後は、ブロック基礎及び根付け、ブロック積みをしていきます。根付けとは、モルタルやコンクリートで地盤を固めて、構造物の土台を強固に作ることをいいます。スロープの側面を支えるブロック塀などが、将来の重みで傾いたり沈んだりしないよう、地中の深い場所でしっかりと支えを作る極めて重要な工程です。根付けをすることで、垂直や平行も綺麗にとれ、長期間にわたって歪みのない美しいフォルムを維持することが可能になります。目に見えなくなる部分にこそ、最も多くの労力と技術を注ぎ込むのが、私たちのこだわりです。
形になり始めたスロープ。完成への期待を込めて
地盤の調整、不要な箇所の撤去、そして基礎の構築という過酷な土木工程を乗り越え、いよいよスロープの輪郭がはっきりと見えてまいりました。形になってきていますね、本当に楽しみです。土とコンクリートの塊だった場所が、少しずつお住まいの利便性を高める機能的な通路へと変貌を遂げていく様子は、工事の醍醐味と言えます。これまでの階段の不便さが解消され、ご家族全員が笑顔で玄関を行き来できる日が目前に迫っています。
今回のスロープ工事は、単なる通路作りではありません。それはお住まいの未来の安心を作るための大切な投資です。私たちは、お客様が将来どのような生活を送りたいか、どのような不便を感じているかを丁寧にお聞きし、現場の状況に合わせた世界に一つだけのバリアフリープランを形にいたします。土の鋤取りから仕上げの装飾に至るまで、熟練のスタッフが一貫して責任を持ち、誠実に施工させていただきます。
バリアフリー外構のご相談は松美装にお任せください
お住まいの外回りで、段差が気になる箇所はありませんでしょうか。今は大丈夫だと思っていても、年齢を重ねるごとにわずかな段差が大きな負担となってくることがあります。スロープの設置だけでなく、手すりの取り付けや足元の滑り止め対策など、私たちは多角的な視点からバリアフリー化をご提案させていただきます。現地への無料訪問調査にて、勾配が適切にとれるか、地盤の強度は十分かなどを正確に診断させていただきます。どのような些細なことでも構いませんので、どうぞお気軽に私たち松美装までご相談ください。
次回は、外構の印象をさらに引き立てる門柱と門扉の設置工事について詳しくご紹介いたします。スロープとどのように美しく調和していくのか、どうぞご期待ください。皆様の理想のお住まい作りを、最高な技術と情熱でサポートさせていただきます。皆様からのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。
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