【町田市】石膏ボードに開いた大きな壁穴を、塗装仕上げで美しく修復。緻密な下地造りと繊細な色合わせにより、元通りに再生させたリフォーム

こんにちは、総合リフォームの松美装です。お住まいの中で、私たちの視界に最も頻繁に入る壁面は、お部屋の印象を左右する極めて重要な要素です。日本の住宅の多くは、壁の表面にデザイン性の高いクロスを張り付けて仕上げていますが、中にはクロスの質感をあえて排し、滑らかな美しさを追求した塗装仕上げの壁を採用されているこだわりのお住まいも数多く存在します。塗装壁は、光の当たり方によって繊細な表情を見せ、継ぎ目のない一体感のある空間を作り出してくれる素晴らしい内装ですが、その一方で、傷や穴がついてしまった際の補修には、クロス壁とは比較にならないほどの高度な技術が要求されます。

例えば、不意の衝撃で壁に穴が開いてしまった場合、クロス壁であれば穴を埋めて部分的にクロスを張り直すことで、ある程度の修復が可能です。しかし、塗装仕上げの壁においては、わずかな凹凸も光の反射で浮き彫りになってしまい、さらに周辺の既存の色と全く同じ色を作り出す色合わせの工程が、補修の成否を決定づけることになります。今回は、町田市のお客様よりご依頼いただいた、塗装仕上げの石膏ボードに開いてしまった大きな穴を、熟練の職人の手によってどこを直したのかわからないほど完璧に再生させた施工事例を、たっぷりのボリュームでご紹介いたします。塗装壁ならではの緻密な下地造りから、最も大変な作業であるペンキの調合まで、その全貌を徹底的に深く掘り下げて解説してまいります。

施工前 石膏ボードに開いた二十センチ四方の大きな穴

まずは今回、補修のご依頼をいただいた施工前の壁の状態を詳しく確認していきましょう。塗装壁において、これほど大きな穴は非常に目立つだけでなく、補修の難易度も高くなります。

施工前

塗装された壁の中央付近に、大きな衝撃を受けた形跡のある壁穴が確認できます。

施工前

穴の大きさは二十センチ四方位。ボードが激しく粉砕されており、早急な修理が必要です。

写真をご覧いただくと、塗装された美しい壁面に、ぽっかりと大きな穴が開いているのがお分かりいただけるかと思います。石膏ボードは、面で受ける力には一定の強度を持ちますが、一点に集中する強い衝撃にはもろいという性質があります。開いてしまった穴からは、壁内部の空洞が見えており、周囲のボードにも細かいひび割れが広がっていました。塗装壁の場合、このひび割れ一つ一つを完璧に埋めなければ、最後にペンキを塗った際にひびの跡が血管のように浮き出てしまいます。今回の補修では、単に穴を塞ぐだけでなく、周辺の平滑さを完全に取り戻すための抜本的な外科手術が必要となります。

施工中 ボードの切り抜きと強固な下地となる垂木の設置

破損したボードを修復するためには、まず傷ついた部分を四角く正確に切り抜くことから始めます。ここでの正確さが、新しいボードとの密着度を左右します。

作業中

ひび割れが残らないように、破損部の周囲を大きく四角くマーキングしていきます。

作業中

専用のカッターを使用し、補修の為ボードを四角く切り抜きました。内部の柱が見えています。

職人は、破損部を中心に、垂直と水平が完全に出るように四角いガイドを引き、それに沿ってボードを切り抜いていきます。このとき、切り抜いた穴の向こう側は空洞になっているため、そのままでは新しいボードを固定することができません。そこで、新しいボードを張る為下地となる垂木を入れていく工程に入ります。

作業中

開口部よりも長い木材の垂木を壁の裏側に差し込み、受け材としての役目を持たせます。

作業中

既存のボード側からビスを打ち、裏側の垂木をガッチリと固定いたしました。これが新しい壁の支えになります。

この下地造りは、将来的に同じ場所を誤って叩いてしまったとしても、簡単に穴が開かないような強固な壁にするための極めて重要な工程です。職人は、ビスを打つ際にも、既存の塗装面を余計に傷つけないよう、絶妙な力加減で慎重に作業を進めていきます。

塗装壁における下地処理の究極の難しさ

クロス壁の場合、下地のパテ処理にはわずかな段差が許容されることもありますが、塗装壁には一切の妥協が許されません。ペンキは乾燥すると薄い膜になるため、下地にある髪の毛一本分の段差や、ビスの頭のわずかなへこみさえも、完成後の光の反射によって影を作り、補修跡としてクッキリと浮き上がらせてしまいます。そのため、塗装壁の補修においては、パテを塗っては削り、削ってはまた塗るという地道な工程を何度も繰り返し、指先の感覚だけで凹凸を判断する究極のフラット仕上げが求められるのです。

施工中 ボードの張り付けと隙間を埋めるパテ処理の工程

強固な下地が完成したら、新しい石膏ボードを張り付け、壁面としての形を復元していきます。

作業中

切り抜いた穴と寸分違わぬサイズにカットした新しいボードをはめ込みます。

作業中

新しいボードを張り付けパテで隙間を埋めていきます。継ぎ目をなくすため、広範囲に塗り広げます。

ボードの継ぎ目やビスの穴をパテで埋めた後、さらに重要な工程が待っています。それは、ペンキがボードに染み込みすぎないようにするための吸い込み止めと、既存の塗装面との質感の差異をなくすための下地造りです。

作業中

ボードに下地となる樹脂材を塗っていき、ペンキの発色を均一にするための準備を整えます。

作業中

いよいよ仕上げのペンキの色合わせを行います。この調合こそが職人の腕の見せ所です。

今回の補修で最も大変だったのは、この仕上げのペンキの色合わせです。既存の壁は、塗られてから数年が経過しており、日光や照明の影響で元の塗料の色からわずかに変化しています。そのため、新品のペンキをそのまま塗ってしまうと、そこだけ色が浮いてしまいます。職人は、白をベースに、黒や黄色、赤といった複数の色を滴単位で混ぜ合わせ、既存の壁の経年劣化までもを再現するように、現場で色を近づけていく調合を行います。この色合わせは非常に大変な作業ですが、妥協することなく、周囲と違和感のない最高の色を作り上げました。

施工後 塗装仕上げによる壁穴の完全復元と美しい完成

調色したペンキを、ローラーと刷毛を使い分け、ムラなく丁寧に塗り上げていきました。すべての作業が完了した、感動的な仕上がりをご覧ください。

施工後

大きな穴が開いていたとは到底思えない、完璧にフラットな壁面が蘇りました。

施工後

色味も周囲の既存壁と完全に見事に調和し、補修の跡はどこにも見当たりません。

ついに完成いたしました。全体を塗装して完成です。今回は塗装仕上でしたので、パテの乾燥待ちや繊細な塗り作業を含め、通常よりも時間が掛かりました。しかし、時間をかけた分、その仕上がりは格別です。指で触れても継ぎ目は一切わからず、塗装壁特有の滑らかで上品な質感が、壁一面に均一に広がっています。お客様からも、まさかここまで綺麗に元通りになるとは思わなかったと、最大限の賛辞をいただくことができました。職人としても、苦労した色合わせがこれほど美しく決まった瞬間は、格別の達成感を感じるものです。

塗装壁の補修は、ペンキの場合の色合わせもあり、かなり大変な作業です。下地の処理から調色、そして仕上げの塗装に至るまで、各工程に高い専門性が求められます。もし、ご自宅の塗装壁に穴が開いてしまったり、傷が目立ってきたりして困っているのであれば、迷わず経験豊富な専門家にお任せください。ご自身でのDIYも不可能ではありませんが、塗装壁の不自然な補修跡は、お部屋の美観を大きく損ねてしまうため、慎重な判断が必要です。

私たち松美装では、クロス壁はもちろん、今回のような難易度の高い塗装壁の補修においても、数多くの現場をこなしてきた熟練のスタッフが対応させていただきます。簡単なご相談でも構いませんので、まずは今の状態をお聞かせください。現地への無料訪問調査にて、壁の状態や最適な色の調合方法を正確に診断し、お客様の大切な住まいを元の美しさへと導きます。皆様からのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。

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