【町田市】衝撃で開いた大きな壁穴。石膏ボードの部分的な張り替えと緻密なパテ仕上げで安全に修復した補修リフォーム

こんにちは、総合リフォームの松美装です。私たちが毎日過ごす住まいにおいて、壁は空間を仕切り、断熱や遮音を担う非常に大切な役割を持っています。日本の一般的な住宅において、居室の壁のほとんどには石膏ボードという素材が使用されています。石膏ボードは、石膏を主成分とした芯材を特殊なボード用原紙で包んだ板状の建築資材で、耐火性や断熱性、遮音性に非常に優れているという素晴らしい特徴を持っています。そのため、火災に強く静かな住環境を整えるためには欠かせない存在となっています。しかし、この石膏ボードには唯一の弱点があります。それは、一点に集中する強い衝撃に対しては意外ともろいという性質です。

例えば、お部屋の模様替えで大きなタンスやベッドを移動させている最中にうっかり角をぶつけてしまったり、あるいは生活の中での不意な事故や、こみ上げる怒りを抑えきれずに壁を叩いてしまったり。日常の何気ない瞬間に、壁にぽっかりと穴が開いてしまうことは決して珍しいことではありません。一度穴が開いてしまった壁は、見た目が非常に悪いだけでなく、そこから石膏の粉が落ちてお部屋を汚したり、壁内部の湿気が逃げ場を失ってカビを発生させたりする原因にもなりかねません。今回は、町田市のお客様よりご相談いただいた、不意の衝撃で開いてしまった壁穴を、石膏ボードの一部張り替えと熟練の技術による下地処理によって、安全かつ美しく修復した施工事例をたっぷりのボリュームでご紹介いたします。壁内部の破損状況の把握から、強固な下地造り、そして仕上げのパテ処理に至るまで、その工程を徹底的に深く掘り下げて解説してまいります。

施工前 見た目以上に広がっている壁内部の破損状況

まずは今回、補修のご依頼をいただいた施工前の壁の状態を詳しく確認していきましょう。壁穴の恐ろしさは、表面に見えている穴の大きさだけでは判断できないという点にあります。

施工前

壁の表面に穴が開いていますが、剥がれかけたクロスが残っているため、一見すると小さな傷のように見えます。

施工前

角度を変えて確認すると、衝撃を受けた部分を中心に、周囲のボードまで広範囲に歪んでいるのがわかります。

写真をご覧いただくと、中央部分に穴が開いているのが確認できます。しかし、多くの場合は見た目よりも破損部が大きい場合が有ります。石膏ボードは強い衝撃を受けると、衝突した箇所が抜けるだけでなく、その衝撃が周囲へと波及し、見えない裏側で広範囲にひび割れが生じてしまうのです。これを無視して表面だけを塞いでも、数ヶ月後には周囲のひび割れが原因で再び壁が凹んだり、クロスが剥がれたりしてしまいます。確実な補修を行うためには、傷ついた部分を一度すべて剥き出しにし、健康な下地が出てくるまで範囲を広げて調査する必要があります。

破損部の開口 確実な修復のための大胆な切り取り

調査の結果、内部のひび割れが予想以上に広がっていたため、破損した石膏ボードを大胆に切り取っていく開口作業に入ります。ここでの丁寧さが、後のボード貼りの精度を左右します。

作業中

表面のクロスを剥がすと、やはり今回もひび割れが広がってます。破損したボードを完全に除去する必要があります。

作業中

補修用の新しいボードがピッタリと収まるように、破損部を綺麗な長方形に切り開いていきます。

職人は専用のボードカッターを使い、破損した石膏ボードを周囲の丈夫な部分まで含めて四角く切り抜いていきます。開口部に合わせてボードを貼る為にきれいに開口するのは重要です。この開口部が歪んでいると、新しく用意するボードとの間に大きな隙間ができてしまい、壁の強度が低下するだけでなく、後のパテ処理でも平らな面を出すのが困難になります。写真のように、角を直角に整え、美しい開口部を作り上げることが、熟練の職人のこだわりです。

作業中

内部の空間が完全に露出いたしました。ここに新しいボードを支えるための強力な下地を構築していきます。

下地造り 垂木の設置とボードを支える強固な土台

壁の中は空洞になっているため、切り抜いた穴にボードを置くだけでは固定できません。ボードをしっかりと支えるための新しい下地が必要となります。

作業中

下地の垂木をサイズ合わせします。開口部の裏側に橋渡しをするように設置していきます。

作業中

この下地にボードをビスで固定していきます。裏側から添え木をしてビスでガッチリと固定いたしました。

職人は、開口部よりも長い木材の垂木を用意し、壁の裏側に差し込みます。そして、既存の健康なボード側からビスを打ち、この垂木を壁の内側にしっかりと固定します。これにより、穴を塞ぐための新しいボードを受け止めるための強力な土台が完成いたします。この下地が数ミリでもずれてしまうと、完成後の壁に段差が生じてしまうため、極めて精密な作業が求められます。見えない部分の補強こそが、再び衝撃を受けた時にも耐えうる頑丈な壁を作るための生命線なのです。

ボード貼り 緻密なカットとボード鉋による微調整

下地が完成したら、いよいよ新しい石膏ボードを開口部に埋め込んでいきます。ここでも、職人の道具へのこだわりが光ります。

作業中

開口部サイズにカットしました。新しい石膏ボードを隙間なくはめ込んでいきます。

作業中

ボード鉋で開口部に合わせて微調整していきます。エッジを削ることでパテの食いつきも良くなります。

切り抜いたボードを開口部に合わせながら、ボード鉋を使って微調整を繰り返します。ボード鉋はボードの面取り用鉋で小さくて可愛いです。しかし、その威力は絶大で、石膏ボードの端をわずかに斜めに削り出す面取り作業に欠かせない道具です。多々種類は有りますが、例えばこんな感じになってます。

このボード鉋を使って、新しいボードの四辺を丁寧に削ることで、パテがしっかりと奥まで入り込むためのスペースを作り出します。そして、垂木下地にボードを留めていきます。ビスの間隔を均等に保ちながら、ビスの頭がボードの表面からわずかに沈み込む絶妙な力加減で打ち込んでいきます。

作業中

作業中

全てのビスを打ち終えると、穴が開いていた場所には全く同じ厚みの頑丈な壁が復活いたしました。指で叩いても以前のような空虚な音はせず、しっかりとした手応えがあります。

下地処理 パテ塗りとヤスリがけによる究極のフラット仕上げ

壁の修復において、最も技術の差が出るのがこのパテ処理です。クロスを張った後に跡が残らないよう、鏡のような平面を作り上げます。

作業中

パテで下地処理をする為、周辺クロスをさらに広めにカットし、接着面を確保します。

作業中

水でパテを練ります。その日の気温や湿度に合わせて、職人が絶妙な粘り気に調整いたします。

適度の硬さに練ったパテを塗りこみビスや塞いだボードの隙間等を埋めます。職人は大きなヘラを使い、中心から外側に向かってパテを薄く広く広げていきます。一回目のパテが乾燥した後、さらに広範囲に二回目のパテを重ねることで、既存の壁との境目を完全になくしていきます。

作業中

パテを塗り広げた状態です。ここから乾燥を待ち、地道なヤスリがけに入ります。

そして仕上げに重要なヤスリを掛けです。専用のサンダーやサンドペーパーを使い、乾燥したパテを滑らかに削り落としていきます。出来る限り壁面をフラットにしないとクロスを張った後に凹凸が出てしまいます。職人は手のひらの感覚でわずかな凹凸も逃さず、何度もヤスリを動かします。この作業中に粉塵が舞うため、細心の注意を払って養生を行い、完璧な平滑面を作り出しました。

作業中

作業中

施工後 壁穴の完全復旧とクロス仕上げのポイント

パテが完全に平らになったところで、新しいクロスを張り上げてすべての工事が完了いたしました。見違えるように美しくなった壁をご覧ください。

施工後

施工後

ついに完成いたしました。既存クロスは経年による変色がある為、新規部分とは色味が違ってます。しかし、穴が開いていたことさえ忘れてしまうほど、形そのものは完璧に復元されました。今回は後にクロス全面を張替予定の為、この度は穴(ボード)補修メインで新規部分の色味の違いは気にされないとの事でした。もし、部分的な補修であっても色を合わせたいという場合は、戸袋等の目立たないところのクロスを剥がして補修部に使用することで色味をそろえる事も出来ますが、違和感なく仕上げるにはやはり一面以上の張り替えが最もお勧めです。

壁穴補正パックのご案内

不意に開けてしまった小さな壁の穴であれば、手軽にご利用いただける壁穴補正パックというメニューもご用意しております。熟練の技術を持ったスタッフが、迅速かつ丁寧に大切な住まいの壁を元通りに修復いたします。今回の施工事例のように、一見小さく見える穴でも内部で大きなひび割れが起きていることが多いため、まずは専門家に相談することが、お住まいを長持ちさせるための近道です。

壁に穴が開いてしまったことで、毎日その場所を見るたびに心を痛めている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、適切な補修を行えば、壁は再び元の美しさと強度を取り戻すことができます。私たち松美装では、現地への無料訪問調査にて破損状況を正確に診断し、最適な修理プランをご提案させていただきます。どのような些細なことでも構いませんので、どうぞお気軽にお問い合わせください。皆様からのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。

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