こんにちは、総合リフォームの松美装です。私たちが一日の終わりに心身を解きほぐす場所である浴室において、照明は空間の印象を決定づける非常に重要な役割を担っています。適切な明るさと光の色は、リラックス効果を高めるだけでなく、清掃時の視認性を向上させ、浴室内の安全を確保するためにも欠かせません。しかし、賃貸マンションなどで長年使用されてきた古い照明器具は、経年劣化によって内部のパッキンが硬化し、湿気が侵入して漏電の原因となったり、ソケット部分が腐食して電球が外れなくなったりというトラブルを引き起こすことがあります。
特に、従来の白熱電球を使用した照明器具は、消費電力が大きく、電球自体の寿命も短いため、頻繁な交換作業が必要となります。天井の高い場所や、カバーの取り外しが困難な形状の器具の場合、この電球交換作業は入居者様にとって大きな負担となり、賃貸物件としての満足度を下げる要因にもなりかねません。現在では、省エネ性能に優れ、約十年という驚異的な長寿命を誇るLED照明への交換が、住宅設備のアップデートにおける標準的な選択となっています。今回は、町田市の賃貸マンションにおいて、古い照明器具を撤去し、最新のLED防湿形照明器具へと交換した施工事例を、たっぷりのボリュームでご紹介いたします。電気工事士の資格を要する直結工事の重要性から、LEDがもたらす科学的なメリットまで、熟練の施工者の視点で徹底的に深く掘り下げて解説してまいります。
施工前 経年劣化が進んだ既存の浴室照明の撤去
まずは今回、交換のご依頼をいただいた賃貸マンションの浴室照明の状態から確認していきましょう。長年、入居者様の入浴時間を照らし続けてきた歴史を感じさせる器具です。

既存の浴室照明です。カバーの内部には湿気による汚れや、電球の熱による変色が見受けられました。
写真をご覧いただくと、プラスチック製のカバーに覆われた一般的な浴室照明ですが、取り外しの際には注意が必要です。浴室は家の中でも最も湿度が高く、常に水蒸気にさらされている環境です。古い照明器具の多くは、カバーと本体の隙間を埋めるゴムパッキンが乾燥してひび割れており、そこから侵入した微細な水分が、電気配線の接続部にサビを発生させていることが多々あります。サビによる接触不良は火災や漏電の引き金となるため、異常を感じる前に交換することが望ましいと言えます。
まず、安全を確保するために分電盤のブレーカーを落とし、絶縁を確認した上で既存の照明を取り外します。こちらの器具は壁の内部から出ている電線が直接器具に接続されている直結タイプでした。この配線を取り外す作業から、新しい器具を固定するまでの全工程において、確実な電気知識と技術が求められます。取り外した後の壁面には、長年の汚れやサビの跡が残っていますが、これらを綺麗に清掃し、新しい器具が隙間なく密着するように下地を整えていきます。
施工中 電気工事士による安全なLED照明器具の設置
古い器具の撤去が完了した後、いよいよ新しいLED電球対応の照明器具を設置していきます。ここで非常に重要なのが、施工を行う者の資格についてです。

新しい照明器具のベース部分を壁面に固定し、電気配線を接続していきます。

配線接続後、本体をしっかりと固定いたします。湿気の侵入を防ぐための重要な工程です。
LED電球の照明に交換しますという一文だけを聞くと、単に電球を回して入れ替えるだけのように思われるかもしれませんが、照明器具そのものを交換する場合は話が別です。特に今回のような、壁や天井の配線と器具を直接繋ぐ直結タイプの照明交換は、法律によって定められた電気工事士の資格が必要となります。電線の被膜を適切な長さに剥き、確実に端子へ差し込み、絶縁を確保する作業は、専門的な知識がなければ非常に危険です。
交換自体は難しくありませんが、思わぬ事故もあります。不適切な接続は、数年後の接触不良による発熱や、最悪の場合の火災を引き起こすリスクがあります。また、浴室は水回りであるため、万が一の漏電時には命に関わる感電事故に繋がる恐れもあります。そのため、電気配線に触れる直結タイプの照明交換は、必ず信頼できる業者の電気工事士にお願いしましょう。私たちは、資格を持った熟練のスタッフが、安全基準に基づいた確実な施工をお約束いたします。
白熱電球と比較したLED電球の圧倒的なメリット
従来の白熱電球と比べて、最新のLED電球には暮らしを豊かにする数多くのメリットがあります。代表的なものを三つご紹介いたします。
一つ目は、消費電力が極端に少ないことです。一般電球と比べて五分の一から七分の一程度の電力で同等の明るさを確保できると言われています。電気料金が上昇傾向にある昨今において、この省エネ性能は非常に大きな魅力です。
二つ目は、寿命が大変長く、交換の手間が省けることです。LED電球の設計寿命は約四万時間とされており、一日に十時間点灯したとしても約十年は交換が不要という計算になります。あまりの長寿命に、もしかすると照明器具の方が先に寿命で壊れるかも、と言われるほどです。賃貸物件においては、入居者様による電球交換の手間がなくなるため、長期入居を促進する要素となります。
三つ目は、虫が集まりにくいことです。LEDは特定の波長の光を出す性質がありますが、従来の電球と異なり、虫が好んで寄ってくる紫外線領域の波長をほとんど出しません。そのため、窓や換気口から侵入した虫が照明周りに集まるのを防ぎ、浴室を常に清潔な状態に保ちやすくなります。
防湿形器具の採用とLEDの熱対策について
今回設置した照明には、六十ワット相当の明るさを持つLED電球を装着いたしました。浴室という特殊な環境に合わせて、器具の選定にもこだわっています。

六十ワット相当の明るいLED電球を装着いたしました。浴室全体が明るく、活動的な空間になります。
LED電球の数少ないデメリットとして、熱に弱いという性質が挙げられます。LEDチップは自ら発する熱によって寿命が短くなることがありますが、今回使用したのは浴室専用の防湿形照明器具です。防湿形器具は、内部に湿気や熱が入りにくいだけでなく、放熱性も考慮された構造になっています。通常の浴室で使用する範囲内であれば、LEDが壊れるほどの高温になることはまずありませんが、密閉されたカバーの中での使用となるため、必ず密閉器具対応のLED電球を使用することが重要です。
防湿形器具は、壁面との接地面に分厚いシリコンパッキンなどが装備されており、シャワーの水しぶきや立ち込める湯気が電気回路に到達するのを物理的に遮断いたします。この完璧な防水、防湿性能があるからこそ、電気設備にとって天敵である湿気の多い浴室でも、安心して明るい光を灯し続けることができるのです。適切な器具の選定は、長期的な安全性を確保するための第一歩と言えます。その他、LED電球の選び方についても、メーカーの公式ガイド等をご参照いただくことで、より深い知識を得ることができます。私たちは、お客様のお部屋の広さや用途に合わせて、最適なルーメン数や光の色をご提案させていただきます。
電気工事から内装リフォームまで幅広くご対応いたします
今回ご紹介した浴室の照明器具交換は、短時間の作業ではありますが、その変化による満足度は非常に高いリフォームです。浴室が明るくなるだけで、朝の身支度や夜のリラックスタイムの質が劇的に向上し、お掃除の際にも汚れの見落としがなくなります。賃貸物件のオーナー様にとっては、LED化はランニングコストの削減だけでなく、設備が更新されているというアピールポイントになり、物件の競争力を高めることにも繋がります。
私たち松美装では、この度の様な照明器具交換はもちろんのこと、使いにくい場所にあるスイッチやコンセントの移設、容量不足に伴うブレーカーの増設など、あらゆる電気工事にお応えいたします。電気のトラブルは目に見えない部分で進行することが多いため、少しでもチラつきを感じたり、異臭や熱を感じたりした場合は、手遅れになる前に専門の知識を持つ私たちにご相談ください。経験豊富な技術者が、迅速かつ安全にトラブルを解決いたします。
電気工事以外にも、クロスや床の張り替え、水回りの設備更新など、お住まい全体のリフォームを承っております。どのような些細なご相談でも構いませんので、どうぞお気軽に私たち松美装までお声がけください。現地への無料訪問調査にて、現在の設備の状況を正確に診断し、お客様のご予算とご要望に合わせた最適な施工プランをご提案させていただきます。皆様からのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。
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